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「うつ病」患者が急増している。その背景とうつ病の症状・診療・薬と会社における状況と休職から復職までの体験!
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軽症うつの人は、精神科医心療内科医臨床心理士を紹介するなど、精神科患者の重症度による振り分けをしないとパンク状況は改善しない。



多くの患者に対応しようとすると、精神科クリニックはどうしてもに頼りがちだ。

初診でいきなり5種類のを処方された人もいる。坑うつ薬のほか、坑不安薬や睡眠薬があった。

薬物偏重への批判は強い。うつの原因が分からないと薬物治療だけでは再発の可能性が高い。

坑うつ薬のリスクへの認識が足りない医師もいる。

今、世界で最も多く使用されているSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、飲み始め時にイライラ・衝動が強くなったり、やめる時に離脱症状が出たりすることがある。

英国のうつ病治療指針には「軽症患者にはすぐに坑うつ薬を使わず、2週間は経過を見る」とある。

だが05年の約200クリニックへの調査では、「初診のうつ病患者のうち何%に坑うつ薬を処方するか」との質問に「100%」が48%もあった。

うつ病治療は、精神療法を通じ、親との葛藤など、自分の負の部分と向き合うことも大切だ。

ただ、数多く診察しないと経営が成り立たず、どうやって時間がかかるうつ病治療を行っていくかは難しい問題だ。

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薬物偏重が言われる一方で、その坑うつ薬すら適切に使われていない、という指摘もある。

ある産業医は、うつ病の社員が、本来の必要量に達していない、少量の坑うつ薬を2種類以上処方され、治療効果の上がらないケースを経験するという。

初診から間もないのに、「SSRI」2種類と「三環系」1種類の坑うつ薬が処方されていた。

うつ病治療は、単剤を徐々に増やし、効果がなければ別のに変えるのが標準的だ。

SSRI1種類に絞り増量すると、この社員は2ヶ月で回復、職場復帰した。

坑うつ薬を5~6種類処方するケースが、1割程度はあるらしい。

重症のうつ病だと、多剤併用が必要な場合もあるが、軽症・中等症なら、まず単剤を試すべきだ。



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